校舎の様子がずいぶん変わっていて驚きました。いま生徒は300人くらいだそうです。遠方にいるブティさんに代わり、チャンター校長先生が、切り盛りしています。チャンター先生は今授業はもっておらず、学校のマネージメントと、他の先生方の補助で授業に入っているそうです。
●PC教室の様子
ARBAが支援してできた週末のパソコンクラスでは、いまは日曜午前だけの開講ですが、今日は22名の生徒さんが参加していました。ひとり一台パソコンを使っていて、wordで英語の文字入力を練習したり(中にはクメール語の入力を難しそうにやっている子も)、Excelで表計算や、パワポでグラフ作成をやっている子もいました。ホン先生という、先生の大学生の方が、とても丁寧に教えている印象でしたが、いろいろなレベルの子を一度に相手しているので大変そうだなぁというのも素直な感想でした。
IT系の大学に通う大学生に先生をお願いしているのですが、とても丁寧にしかも個別に指導しているのが印象的でした。一人一人の子どもの質問や疑問にも実に丁寧に答えている姿を見ると、教育で最も大切なのは、優秀で情熱のある先生と、学ぶ意欲のある子どもたち、この2つだけなんだな、ということを痛感します。
また、子どもたち一人一人が自分専用のノートパソコンをあてがわれているのものいいな、と思いました。じ分の名前を書いたシールがパソコンに貼ってあります。
これによって、コンピューターを大切にし、子どもたち自身が愛着をもって管理することを学ぶのでしょう。
今後の課題としては、子どもたちの学習成果のアウトプットをもっと充実し保証してあげられたらな、と感じました。たとえばプリンターを導入したり、プロジェクターを使った成果報告会をやってみたらどうかな、と。インプットばかりではなく、アウトプットの確保も学習意欲に直結するのではないか、子どもたち自身からあたらしい使い方の提案なども出てくるのではないか、と感じました。
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